御前山・大岳山(16/10/16)


 

文責:安藤(法2年)

 

参加者

 

内海拓人(法3年)、水洞章夫(法3年)、安藤由都(法2年)、坂本遼(法2年)、鈴木由佳理(社1年)

 

 

 

天気 曇り

 

 

 

コースタイム

 

奥多摩湖バス停8:10→惣岳山10:30→御前山10:50→鞘口山11:50→大ダワ12:30→大岳山13:50→天狗ノ滝16:10→千足バス停16:30

 

 

 

概要

 

ボッカ訓練を兼ねた今回の山行は、自分たちの力不足を再認識する良い機会となった。奥多摩三山のうち御前山、大岳山を巡るこのコースは、全体としての難易度はそう高くないものの、色々と考えさせられる山行となった。

 

 

 

20㎏弱のザックを背負って奥多摩に降り立ち、世間話などをしながら悠々と歩いていく。最初の山である惣岳山に至る登山道は多少急勾配ではあったものの、皆疲れた様子もなく余裕の表情であった。惣岳山から御前山までは20分程しか歩いていないのだが、その間の登山道に延々と真新しい柵がめぐらされていたのが印象深かった。御前山の頂上から1時間程かけて鞘口山へ。ここで昼食を兼ねた長めの休憩を取り、今回のコースの最低地点である大ダワに向かった。大ダワから大岳山まではひたすら登るのみであった。途中自分が足をつるなどの個人的な問題はあったが、パーティ全体としては問題なく大岳山まで到達することができた。

 

 

 

問題はここからである。大岳山から下る際、ここまでペースも順調に来ていたこともあって、ルートを変更しより早くバスに乗る提案がなされた。バス停までの時間もコースタイム通りに行けば十分間に合う時間であり、満場一致でこの案は採用された。しかし、大岳山の頂上から下る道を間違えてしまい、大幅なタイムロスによって変更ルートでバスに間に合うことができなくなってしまった。後から振り返ると、用意した地図に書かれているルートが実際にはなかった(使われなくなって草に覆われていた?)ために起こった混乱であったが、日ごろからコンパスで方角を確認する習慣をつけていれば防げたミスであると思う。次回から気を付けていきたい。

 

 

 

結局当初予定していたルートをそのままたどり、天狗ノ滝へ到着した。滝の前面には木々など遮るものはなく、間近で流れ落ちる滝の迫力を感じることができた。

 

 

 

一橋山岳部はまだ再始動したばかりであり、自分含め部員ひとりひとりが充分な登山スキルを持っているとは言い難い。毎週の部会、トレーニングでスキルを磨く必要を強く感じさせる山行となった。

 

大岳山山頂にて(左から内海、坂本、安藤、水洞、鈴木)13:52撮影