御岳・日の出訓練山行②(19/12/15)


☆天気 晴れ

 

☆コースタイム

JR青梅線・古里駅0615---0630大塚山登山口0640---(ベアリング実習)---0810中の樺山---0830大塚山---0855武蔵御嶽神社---0920長尾平展望台(ツェルト設営訓練)1010---1037---(搬送訓練)---1235日の出山1304---(搬送訓練)---1454日の出山ハイキングコース入口---1455つるつる温泉バス停(解散)---JR五日市線・武蔵五日市駅

 

☆行動と感想

 個人的な話ではあるが、授業の関係で部会のあと行われる講習に毎回参加できないので、こうして実際に山に行って訓練できる機会はありがたいものであった。今年一年山岳部の活動として数回山に登ったが、「ベアリング」については全く話題に上がらなかったのに本当に必要なの・・・?というのが登山初心者としての正直な気持ちではあった。重要なことではあることは理解しているのだが、実感が伴わない。

搬送訓練に関して、実際に搬送しなくてはならない状況にならないのが一番ではあるが、いつそうなっても冷静に対処できるようにしておきたい。

 

早朝4:00から自転車を30分こいだ後、電車に乗り古里駅へ。着いた頃はまだ薄暗かったが、大塚山登山口から入山、ベアリングの実習が始まる。前述のとおり自分は講習に出られなかったため、メンバーの方に教えてもらいながら進んでいった。途中ベアリングを行う場所を素通りしそうになったものの、コースタイムよりかなりはやいペースで御嶽山に登頂した。山頂付近は大勢の登山客で賑わっていた。

武蔵御嶽神社で少し休憩をし、長尾平展望台へ。景色を楽しむ間もなく、ツェルトの設営を始めることになった。最初は二本の木を使った設営。床を作らなかったおかげか(?)、5,6人ほど入ることができた。中はかなり暖かかったが、一人で入っていてもあまり暖かくなかった。今年一年ツェルトを使うことがなかったので、少し新鮮な体験であった。ストックを使った設営に移る。メンバーの一人が以前使っていたものらしく、少し曲がってはいたが、設営に問題はなかった。余談だが、二つのツェルトのうち一つが、袋から出して開くときにパリパリと音を立てていた。今にも破れそうで少し怖かった。使うのがかなり久しぶりであったのだろうか

普段の定期山行と比べて疲れることはなかったため、水分はあまりとらなかったのだが、寒かったこともあり、何回もトイレに行くことになった。最後のトイレを済ませ、いよいよ搬送訓練へ。先輩の話を聞いていると辛そうでかなりテンションは低かった。怪我人一人、それを背負う一人、それを両端で支える二人、ダブルザックを背負う一人、最後尾で全体を見る一人、最前で先導する一人の合計七人で、5分のローテーションを組み、訓練を行った。怪我人を背負う人がつらいのは言うまでもないが、それを支える両端の人も、道幅が狭くなったり、歩きにくい道になったりするとかなり神経を使う役回りであった。他の登山者も多かったこともあり、ダブルザックを背負う際には普段以上に周りに気を使う必要があった。前で先導する際には、段差や木の根、大きな石など歩く際に気を付けなくてはならない箇所を正確に後ろへ伝え、時には肩を貸すなど、サポートを行った。途中からハーネスとスリングを利用して搬送したが、かなり歩きやすくなるようであった。怪我人を背負う際に一人のザックを椅子代わりにするなど工夫をしながら、二週が終わるころには皆の手際がかなりよくなっていた。途中他の登山客の方に心配して頂いたことが何度もあった。「訓練です」と伝えると「私を背負ってくれてもいいのよ?」と背負われる役のみでの参加申請が何件かあったが、丁重にお断りした。

 

繰り返しにはなるが、実際に山に行ってこうした訓練をする機会を設けることは、重要だと実感した。しかしながら、登山初心者の自分にとって、ベアリングの重要性はやはり強く実感することはできなかった。個人的な話にはなるが、体力面はもちろん、技術面でも勉強することはまだまだ山積みであると、改めて実感することになる山行であった。

日の出山山頂から(撮影者=井上)
日の出山山頂から(撮影者=井上)
御嶽山山頂から(撮影者=神田)
御嶽山山頂から(撮影者=神田)