●メンバー
部員:黄勉(修士1年)、辰川貴大(法2年)、内海拓人(法1年)、大矢和樹(法1年)
OB:藤原朋信(昭44年卒)、前神直樹(昭51年卒)
●行程
9:30 奥多摩駅出発→11:50 鋸尾分岐→12:05 大ダワ→13:40 御前山到着
14:00 御前山出発→16:10 小沢バス停→16:45 白倉バス停
以上、歩行時間7時間15分
●コース情報等
この日は、比較的天気には恵まれてはいたが、僕自身前回山岳部として山に登ったのは、10月下旬の塔の岳・丹沢山であり、その時に比べ、ふもともすっかり秋めいて、いちだんと寒く感じられた。今回のコースである鋸尾根は6月下旬に大岳山、馬頭刈尾根方面への山行の時に経験しており、当時は季節的にも暑く、かなり長く大変であるという印象を受けていた。
鋸尾根は登り始め、比較的階段が多い。特に、愛宕山の手前の階段は、長いうえにかなり急であり、ペースには気をつけながら登った。愛宕山を超えると、一旦少し下り、登計峠にでる。そこからは、かなり歩きやすい道が続いていくが、ところどころに岩場や小規模の鎖場も散見される。その後、鋸尾根に別れを告げ、少し下ると、大ダワと呼ばれる林道との交差点に出る。大ダワの標高が994mであるから、ここから御前山までざっと400mほど登ると考え、先日新しく購入したストックを利用することにした。道は比較的歩きやすかったが、随所にアップダウンが存在した。しかしながら、ストックを利用していたこともあって、楽に通過することができ、付近の紅葉を堪能することもできた。御前山の手前はそれまでの道に比べると、やや急であった。御前山の山頂はかなり広いが、付近には樹木が多く、眺望は枯れ木立の隙間からという感じである。茂みには、もう雪が降った跡もあり、冬の訪れを感じた。山頂には20分ほどいたが、さすがに相当寒く感じられた。
当初は、ここから三頭山まで行く予定であったが、想定以上に時間がかかってしまい、ここから湯久保尾根を檜原村に下山することになった。下り道は、尾根を下るということもあり、基本的にはかなり歩きやすかった。しかしながら、かなりの量の落ち葉があって、一見道を見失いそうな箇所も散見された。落葉した木が多いところでは、道もかなり明るい印象をうけた。
●感想及び反省
今回は、山に初めてストックを持参した。そのおかげか、前回の山行で課題として浮き彫りになった「下りのスピード」を少し克服できたように思える。また、一方では、下り道、もしOBの方がいらっしゃらなかったら、道から外れそうになりそうな箇所もあってその判断をしっかり自力でできるようになっていきたいと感じた。
9:45 愛宕山前の階段
12:03 大ダワ
12:04 大ダワ
13:43 御前山山頂 雪もある
13:44 御前山山頂
15:00 湯久保尾根
(法学部1年 大矢和樹)
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