新歓山行@川苔山(16/05/07)


 

文責:坂本遼(法2

 

 メンバー

部員:鈴木由佳理(社1)、胡迦安(2)、坂本遼(法2)、原島大介(商2)、内海拓人(法3)、水洞章夫(法3

 

体験:松橋凛太郎(法1)、山本竜希(社1

 

天気:晴れ

 

コースタイム:登山口945-細倉橋1030(出発1040)-百尋の滝1123(出発1131)-沢1207(出発1222)-川苔山1308(出発1331)-作業道途中14201427)-登山道途中15201523)-古里駅1550

総行動時間6時間5

 

  

高尾山に続く新歓山行第2弾ということで、今回は川苔山を目指す山行となった。新歓行事と重なるなどして第2弾の開催が5月にもつれこんだのは今後の大きな反省点であるが、それにもかかわらず2名の新入生が体験に来てくれたのは嬉しいかぎりである。自分としては昨年の川苔山新歓山行時に、中腹で隊を分けてからのペースについて行くのが大変で、山頂でへとへとになっていた記憶があり、この山にはあまり良い印象がない。自分がこの1年どれだけ成長したかを測るうえでもよい機会となる山行であった。

 

当日の朝、新歓期ということもあり連日出歩いていた疲労からかあまり体調が良くなかった。先週の丹沢はこの体調ではまず無理であっただろう。今回は新入生と一緒に登ることが大事と考えとりあえず自宅を出発したものの、去年も苦労した山なだけに不安があった。さらに電車の中で、複数の部員から欠席の連絡が相次ぎ、今回CLを務めるはずであった安藤も体調不良ということを聞き、安ちゃんと相談の上急遽自分がCLを務めることになった。もし自分まで休んでいたらさらに厳しい山行となるところであった。忙しい時期ではあるが、改めて体調管理の重要性は自分含めた各員に徹底したい。

 

今回は去年と異なり奥多摩駅からバスで川乗橋に入り、百尋の滝を経由して登るコースとなっている。考えてみると先頭を歩くのは1年生企画以来である。ペース配分に気をつけることを意識して歩き始める。最初は細倉橋までアスファルトの道を少しずつ登っていく。新しく入った鈴木と話しながらゆっくりと歩くことを心がける。彼女はGW中に帰省した際装備一式を購入してきたらしい。新入部員の山に対する意気込みが強いことは本当に嬉しい。今後も経験を重ね、1年後には新入生をリードして先頭を歩いてもらいたい。細倉橋までは地図にあるコースタイム通りで進み、ここから本格的な登山道に入る。緑が多く時折さわやかな風が吹く素晴らしい気候で、新緑を満喫しながら進む。緩やかな登りなので、そこまで苦労もせずに百尋の滝に到着。ここまでも地図上のコースタイム通り。まずまずといったペースであろう。滝は迫力があり、しばしの間水と戯れる。滝を訪れる登山道は今までになかったので新鮮であった。気分新たに川苔山を目指す。このあたりから本格的な登りが始まり、ペース配分にさらに気をつけて進む。部員の表情も気をつけるため時々後ろを振り返りながら進む。すぐ後ろの鈴木の表情が曇ってきているのが見受けられ、声をかけて状態を確かめながら慎重に進む。登りは4045分に1回程度の休憩を意識していたが、場合によっては途中で休憩すべきかとも思えたが、登りの後に平坦な道を通過する感じで続けて長時間登りが続くことはなかったので、無事プラン通りの休憩で済ませることができた。途中の沢で少しご飯を食べたりするなどかなり休憩に時間をかけたのにもかかわらず、設定されていた2時間を下回る1時間半ほどで川苔山に到着。急な登りがあったものの、気温もそこまで高くなく、会話も弾みながらの良いペースだったかと思われる。山頂からの展望は抜群によく、素晴らしい景色を見せられたのではないか。これで川苔山は2年連続で天候に恵まれた。来年以降の新歓山行でも候補に入ってくるのは間違いないだろう。体験の男子も疲れた顔を見せず、今後の活躍が楽しみである。

 

下りも去年とコースを変え、赤抗尾根を古里駅に向かって下りていく。下りは1時間に1回ほどの休憩を意識する。コース紹介に書いてあった通り時折展望がきくコースで、奥多摩の山や東京の街並みを遠くに眺めながら進んでいく。メンバーの表情を確認しながら進むが皆そこまで疲れている様子もなく、軽快に下山できた印象だ。2時間50分のところ2時間20分で下ることができた。全体としてペースも乱れることなく、無事先頭の役目を果たすことができ、満足して帰路につく。

 

後日談であるが、11日の部会で松橋山本両名が入部してくれた。今後一緒に登れるのが今から楽しみである。心配だった体調であるが、登山最中はそこまで悪くなかったが、下山後疲れが一気にきて山行を書いている15日現在も本調子でない状態が続いている。来週にはOBの中村さん、藤原さんとの乾徳山行きが控えており、1日も早い体調回復に努めたい。

 

写真1  5月7日  10:43 細倉橋付近にて
(手前から鈴木、胡、松橋、内海、山本、水洞、原島)

5月7日  13:08 川苔山山頂にて

5月7日  13:10 川苔山山頂にて
(前列左から鈴木、松橋、山本)
(後列左から原島、胡、坂本、水洞、内海)