三郡山(18/02/24)


 

☆天気

 

全行程を通して快晴

 

 

 

☆コースタイム

 

0800木更津駅(集合)0820===0921下ノ台バス停0924---0949奥畑バス停---1020八良塚---1030郡界尾根分岐---1103お茶立場分岐1113---1135(道を誤って下山)1145---1220お茶立場分岐---1307笹子塚1315---1355 303mピーク尾根分岐1400---1445三郡山1455---1500三郡山分岐---1610長狭中前分岐1645===1800木更津駅(解散)

 

 

 

☆行動と感想

 

 木更津駅周辺のバス路線のほとんどが木更津駅を終点とするため、バス乗り場が広くどこでバスを待てばよいのか迷った。普通の路線バスが来ると思っていたが、ツアーなどに使えそうな大型の観光バスが来たので驚いた。降りるバス停までは1時間ほどあったが快適に過ごせた。

 

 下ノ台バス停から奥畑バス停は国道410号に沿った舗装された道を歩いた。そこから関東ふれあいの道を通り山域に入った。郡界尾根分岐までは登山道が整備されており、幼い子連れの家族ともすれ違った。郡界尾根分岐では道が南北に分かれており、整備されている北向きのふれあいの道を進めば高宕山へと至る。一方で三郡山へつながる南向きの道は色付きのビニールテープで進路を示されるだけであった。そのため郡界尾根分岐までの道に建てられた札には高宕山がどちらの方向にあるかが示されていた。高宕山はコースに入っていなかったため、逆の道をいこうとしたところ、坂本さんに高宕山と同じ方向でよいのではないかとの指摘を受けた。三郡山が目的地であっても途中までは同じ道を通るため、そこでは札に従って高宕山方向へ向かえばよかったのだ。どこで道が分かれるのかも正確に把握しておかなければならない。

 

 分岐を南に進んでからは目印のテープを頼りに人の通った形跡のあまりない道を進んだ。道がやせていて、崩れた箇所に近づくたびにどう通るかを考えなくてはならなかった。しかし、本当に危ない道ではロープなどが設けてあり、それを利用して乗り切ることができた。お茶立場分岐まではコースタイムと比べるとかなり順調に進めた。

 

 分岐で休憩を取り、その後もテープをたどって進んでいった。標高が下がっていったことが不思議であったが、テープに従っていたため誰も疑わずに下って行った。やがて下に学校らしき建物が見え、放送も聞こえるようになったがそれでもテープに従って進んだところ、平行していたはずの国道410号が見える地点まで降りてきてしまった。その場で現在自分たちがどこにいるのかを確認し、来た道を引き返すか、このまま国道に沿ってバス停を目指すかを話し合った。その結果、もともとのコースタイム通りに行けばバス停での待ち時間が40分になっていたことや、メンバーの体力にまだ余力があったことなどが理由となって引き返してコースへ帰ることになった。これまではコースタイムより20分ほど速いペースで進んでいたが、引き返すと1時間ほどコースタイムから遅れてしまうため、バス停での待ち時間の40分を差し引いた20分ペースを速めなくてはならなかった。急いで登ったため、かなり後半は呼吸が苦しくなり、まだまだ体力が十分にないことを思い知らされた。

 

 必死だったため、あまり覚えていないが笹子塚あたりでは眺望が開けてきたと思う。坂本さんに一年生3人で写真を撮っていただいた。笹子塚から三郡山へかけてはたくさんのピークらしきものがあり一応巻き道もあったが、多くは道が崩れていたため結局ピークを通らざるを得なかった。

 

 三郡山は思ったよりも低い場所にあり、さっき通ったピークのほうが標高は高かったのではないかとも思えた。ここでの休憩の際、苦しそうな自分を見かねた佐々木が水のボトルを何本か持ってくれた。非常にありがたかった。三郡山から5分ほど歩くと三郡山入口に着き、そこからは林道となった。コースタイムによればここからバス停までは一時間あるため先は見えなかったが、ここまでよいペースで進んでいたため、間に合うことを確信して下って行った。

 

 途中で410号に合流したが、歩道のない箇所が多く非常に危なかった。道沿いに民家などもないのでそもそもひとが歩くことが想定されていないのだろう。しばらくすると市街に出て、結果的にはバス出発の30分前にバス停に着くことができた。

 

 総括すると、この山行は自分にとっては道間違いや体力切れなど課題の多いものとなった。後輩を率いていくためにはより一層の努力が必要である。

 

笹子塚付近にて(撮影者:宮川)