硫黄岳(22/01/14-15)


〇メンバー

佐々木(CL、M1)、 岩崎(SL、法3)、猪股(社3)、淺香(経1)

 

〇天気

1/14 雪

1/15 晴れ

 

〇コースタイム

1/14(1日目):国立駅(集合)0437===0852松原湖駅0900=(タクシー)=0920稲子湯0943---1003ミドリ池入口---1222しらびそ小屋1240---1250中山峠・本沢温泉分岐---1611本沢温泉方面分岐---1706本沢温泉(泊)

 

1/15(2日目):0500起床→本沢温泉0714---0852中山峠・本沢温泉分岐---0904しらびそ小屋0913---1026ミドリ池入口---1036稲子湯1200=(タクシー)=1220松原湖駅(解散)

 

〇行動と感想

今日も今日とて始発である。松原湖までは地味に乗り換えが多く、まとまった睡眠をとることができないのがもどかしい。タクシーから降りた稲子湯では風と雪に迎えられ、今季初の冬山を実感した。

前日にかなり雪が降ったのに加え、しばらく人も通っていない金曜日とあって、ラッセルを覚悟する。それでも初めはしっかりとトレースが残り、積雪は足首を超す程度、ツボ足で挑む。ミドリ池入口を過ぎると雪はふくらはぎまで上がるが、まだ踏み跡は見える。徐々に雪が深くなり、しらびそ小屋に着くころには膝まで埋まった。中山峠・本沢温泉分岐からはついにトレースが全くなくなり、赤布を探しながら歩く。少し進んだあたりでワカンを装着した。このタイミングの遅さが時間と体力の浪費に繋がったとも考えられ、反省すべき点である。

雪はますます深まり、ワカンを着けてなお腿あたりまで埋まってしまう。嘘だろ、雪山初心者からするとそう言いたくなるほど進まない。片足に負担が偏るトラバースの道も体力を奪い、先頭を次々交替しながらの牛歩となった。日も傾き、幕営に適した場所を探し一泊するか、予定通り本沢温泉に向かうかの判断を迫られる。本沢温泉まであとわずかの看板が見え、目途がついたことから前進を決定。日没間近の17時、ようやく本沢温泉のテン場に到着し、ほっと一息ついた。

夕食はぺミカンシチュー。鍋を倒し多少こぼれるハプニングはあったものの、下ごしらえ・計量等丁寧に作られたシチューは美味しく、体を温めてくれる。慣れないラッセルの疲れもあり、片付けをすませ早々に就寝した。

翌朝、起床し行程の検討を行う。我々の他に宿泊者はおらず、当然硫黄岳までの道は前日と同じく深い雪が覆っている。前日かかった時間や消耗した体力を考慮すると予定通り美濃戸口に降りるのは不可能と判断、硫黄岳に時間が許す限りアタックを試みピストンするか、あるいはそのまま下山するかの二択となったが、士気が上がらず下山を決める。結果樹林帯を抜けることもなく、意欲的とは到底言えない山行となってしまった。

下山開始。この日は出発からワカンを着ける。風が吹き抜けるポイントを除いて前日自らがつけたトレースがしっかり残っており、前日の苦労が嘘のようなスピードで歩を進める。土曜とあって下からは多くの登山客が来ており、トレースを感謝されやっと苦労が報われた気がした。

 

調子よく歩き続け順調に稲子湯に到着、帰路に就く。反省点のあるデビュー戦とはなったが、安全にラッセル体験をできたのはなによりであった。

本沢温泉分岐付近(01/15 07:38 撮影者:猪股)