新歓山行@甲州高尾山(15/04/19)


・メンバー

部員:太田 貴之(商4年)、西山 祥紀(経4年)、上 茂衡(法3年)、

辰川 貴大(法3年)、内海 拓人(法2年)、大矢 和樹(法2年)

体験参加者:院生;山崎 3年;有田 2年;曲、清野、水洞、羽二生、松野

 

・コースタイム

勝沼ぶどう郷駅940→大善寺前1015→柏尾山1040→甲州高尾山剣ヶ峰1150→(途中、見晴らしの良い地点で昼食)→富士見台1240→大滝不動尊1315(着)→勝沼ぶどう郷駅1440

合計5時間

 

・感想と反省

 今回の新歓山行は、昨年10月に実施した甲州高尾山山行に少々アレンジを加えたものである。前回この山を登った時は、勝沼ぶどう郷駅から甲州高尾山尾根の鞍部へ直登するため、道なき道を進んだのだが、新歓山行にはやや不適であると判断したため、やや遠回りにはなるものの大善寺から柏尾山を経由する、基本的なコースを通ることにした。この山を新歓山行に選んだ理由としては二つある。一つ目はやはり景色のよさである。開放感ある尾根を是非とも歩いてもらい、山を歩く気持ちよさを体感してほしいという思いがあった。二つ目は、やや人が少なめであるという理由からである。前回の高尾山・景信山に関してはやはりかなり登山客が多く、あわただしい雰囲気に包まれているものの、東京からそれなりに離れているため、静謐な山を感じられるというメリットがあった。

 今回の山行は、一年生の大学行事と予定が重複してしまい、全員が他学年の体験参加者であった。それにもかかわらず、これほどの参加者がいたのはうれしい限りである。

 まず、勝沼ぶどう郷駅から大善寺までは「ぶどうロード」と呼ばれる道を通った。駅からはいたるところに標識があり、道に迷うことはなかった。大善寺までの道はほとんど一般道と変わりはなく、コースタイムよりやや速いタイムだったが、全く問題はなかった。大善寺下から柏尾山にかけては地図で見る限り比較的急であることが予想されていたため、ゆっくり歩くつもりであった。大善寺下でいったん休憩をとり、柏尾山にむかった。事前にヤマレコ等インターネットで登山口の様子を確認しておいたのだが、登山口が比較的分かりにくいと書いてあったので、Google map の航空写真を利用して位置を特定した。そのため、当日はすんなり登山道をみつけることができた。とはいえ、かなり分かりにくい場所であった。ところどころに倒木があるものの、そこまで歩きにくいわけではなかったが予想通りかなり急な坂道であった。ここで大きな誤算、猛省すべきことがあった。自分は先頭を歩いていて、比較的ゆっくり歩いているつもりだったのだが、あれよあれよという間に山頂に到着してしまい、コースタイム50分の箇所を新歓山行なのにもかからず、20分程度で登ってしまった。今後はペースを相当考えないといけないと痛感した。柏尾山で一休みした後、甲州高尾山に向けて出発した矢先、弱い雨が降ってきてしまった。眼下の景色に問題はなかったので、雨雲はかなり空高い所にあったものと推察される。甲州高尾山の尾根は基本的に開けているところがほとんどなので、雨の影響を色濃く受けてしまった。

 唯一の救いは。眼下の景色はなおもよく見えたという点である。昼食は甲州高尾山山頂と富士見台の中間地点の最も景色がよく見える部分でとった。

 雨が降っていて尾根でゆっくりするというわけにもいかず、そのあとは淡々と歩いた。途中林道からは大滝不動尊の滝の雄姿の全貌をとらえることができた。大滝不動尊では時間があったので切り株等に座ってのんびりと過ごした。大滝不動尊から勝沼ぶどう郷駅まで距離はあったものの、全て歩きとおした。途中から雨も降ってきたことも相まって、予定よりも2時間もはやく下山することになった。それにも関らず、歩行ルートは当初と変更してはいないので、結果的にはかなりの速さで歩いてしまった。それにもかかわらず、この山行を機に入部をしてくれた新入部員には感謝しかない。

 


写真

4/19 1205 甲州高尾山~富士見台

4/19 1240 富士見台

前列(左から);西山、有田、清野、山崎、松野、曲

後列(左から):太田、水洞、羽二生、辰川、大矢、内海、上

4/19 1300 富士見台~大滝不動尊

一枚目、三枚目の撮影者大矢


(法学部2年 大矢和樹)