文:太田貴之(商4)
日程 |
2015年12月23日(土)~12月25日(日) |
メンバー |
高橋直道(法4)太田貴之(商4)上茂衡(法3) |
コースタイム
23日 12時宮城ゲート→15時30分中房温泉
24日 7時40分中房温泉→13時燕山荘→14時20分燕岳→15時燕山荘
25日 7時燕山荘→10時15分中房温泉→13時宮城ゲート
ルート図
感想
夏に常念岳まで縦走したときと同じコースを取って、燕岳に登った。夏は中房温泉までバスが通っているが、冬は通行止めとなっている。そのため、宮城ゲートからは徒歩で中房温泉まで向かう必要がある。その距離は約15kmで、中房温泉から燕岳に登る2日目よりも、1日目の宮城ゲートから中房温泉までの行程の方が体力的に大変だった。中房温泉ではテント泊をした。僕たち以外には誰もテントを張っておらず、独占することができた。ここのテント場は、温泉の地熱のおかげで、地面が温かく、快適に眠ることができた。また、この地点までは、雪がほとんどなく、夜に雨がふったので、冬用の外張りは必要ないかもしれない。2日目に、1つ問題が生じた。インターネットの情報では、中房温泉で荷物を預かってもらうことができるとあったが、テント泊の僕たちの荷物の預かりは拒否されたのである。そこで、幕営用具一式を登山道にデポして、燕山荘に向けて、出発した。ベンチを目安に休憩しながら、登っていった。昨日と比べて、荷物の負担が大きく軽減されていたので、幾分、楽することができた。合戦小屋で、アイゼンを装着し、急な坂を進むと、辺りが開けた。その景色は非常に良かった。その後は、天候が悪化したので、少しとはいえ、見ることができたことに満足している。燕山荘で多少休憩して、燕岳を往復した。この時には曇り空になっていたので、頂上で少し時間を過ごし、急いで燕山荘に戻った。2日目は12月24日ということもあり、ケーキやワインをふるまって頂いた。その際、小屋の人が他の登山客と一緒に僕たちの写真をとった。おそらく、燕山荘のブログやフェイスブックに使おうと考えていたのだろう。しかしながら、他の登山客は全員単独で来たおじさん、僕たちも男だけのグループということもあり、その写真をブログやフェイスブックでみることはなかった。3日目は山頂付近の視界が悪く、風も強かったので、急いで下山した。中房温泉で帰りのタクシーを予約したものの、自分たちの下山スピードを過信していたため、予約の時間に遅れそうになった。宮城ゲートから中房温泉の間は電波が非常に入りずらく、電波が入るポイントを探しながら、下山して、やっと見つけたポイントでタクシー会社に時間変更の連絡をなんとか取ることができた。当たり前だが、中房温泉でタクシーを予約するときは、余裕をもった時間に設定するとよい。帰りは松本で温泉に入って、リフレッシュした。とても疲れた山行だったが、冬の北アルプスを少し体験することができて、良い山行であった。
地図
写真1中房温泉テント場 23日15時42分
写真2合戦尾根 24日12時9分
写真3燕岳山頂からの展望 24日14時26分
写真4燕岳山頂記念撮影(高橋、上) 24日14時27分
写真5燕岳山頂記念撮影(高橋、太田) 24日14時29分
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