鍋割山(15/07/31)


・参加者

内海拓人(法2・SL)、有田麻子(社3)、太田貴之(商4)、西山祥紀(経4・CL

体験:小久保剣(法1)

 

・天気

晴れのち曇り。山中では霧。

 

・アクセス

小田急線渋沢駅よりバス、大倉バス停下車。

 

・行程、コースタイム

8:00渋沢駅集合→8:30大倉バス停出発→11:30-12:10塔ノ岳→12:50-13:20鍋割山→16:00大倉バス停

 

 

 テストが終わり、夏合宿に向けて鈍った体を慣らすための山行であった。僕は以前から鍋割山に行ってみたいと思っており、ちょうど塔ノ岳に行ってみたいという部員がいたこともあって行き先は丹沢にした。暑いということは十分予想できていたので、できればバカ尾根を登ることは避けたい気もしていた。しかし、コースタイムから考えて鍋割山から登ると塔ノ岳に行けない可能性もあり、結局塔ノ岳登頂を優先させてバカ尾根を登ることにした。

平日であったので、いつもは大混雑の大倉行きのバスがガラガラであった。大倉バス停に着くと予想通りの暑さであった。日も出でおり、暑さを覚悟して登山道へ入った。始めのうちは日陰が続くので、幾分涼しかった。約1か月ぶりの山(というか運動)ということもあり、体がほぐれていないような感覚であった。しばらく進むと、次第に曇ってきた。塔ノ岳方面を見ると雲で覆われていた。直射日光を避けることができるのはありがたかったが、雨と塔ノ岳で景色が見えるのかということが心配であった。だんだんと登りが辛くなり、駒止茶屋の前でいつもバカ尾根を登るときと同じように休憩した。蒸し暑さのせいで、シャツがしぼれるのではないかという程汗をかいていた。終わりの見えない階段が始まると、3回目のバカ尾根なのにやはり辛い。結局塔ノ岳までは3時間かかり、コースタイムよりは1時間早かったが、前回(425日)の2時間30分のペースには届かなかった。やはり、暑さは体力を奪うと実感した。残念ながら塔ノ岳からは景色が全く見えず、辺りは真っ白であった。

 塔ノ岳から20分程来た道を下り、鍋割山方面へと向かった。軽いアップダウンが続いたが、とても歩きやすい道であった。途中、霧がかかってきて涼しかった。体験で参加した小久保の北アルプス登頂経験についての話などをしていると、順調なペースで鍋割山に到着した。鍋割山からの下りも歩きやすい道であった。1時間程歩くと、沢に出た。暑かったことから、皆頭から水を被るなどして涼んだ。沢の水は冷たく、最高に気持ちが良かった。沢を出ると大倉までは半ば林道のような道が続いた。

 今回はコースタイム約9時間のところ、休憩を十分に取ってもトータルで約7時間半であったので、全体的には良いペースであったと思う。コースもバカ尾根あり、沢ありと飽きのこない良いコースだった。普段の活動は奥多摩・山梨方面が多いが、丹沢方面も開拓していきたいと感じた。


鍋割山山頂(撮影:内海)13:17

沢で涼む。奥より太田、西山、小久保、有田。(撮影:内海)14:13


(法学部2年 内海拓人)