法学部3年 内海拓人
参加者
内海拓人(3年法、CL)、大矢和樹(3年法)、安藤由都(2年法)、小久保剣(2年法)、坂本遼(2年法、SL)、原島大介(2年商)、山本竜希(1年社)
行程
8月16日
11:25中房温泉→12:25第二ベンチ→14:00合戦小屋→15:10燕山荘
8月17日
3:30起床→4:30燕山荘→4:50燕岳5:10→5:30燕山荘6:20→7:05大下りノ頭→9:00大天荘→9:15大天井岳9:20→9:30大天荘9:50→12:10常念小屋
8月18日
3:00起床→4:30常念小屋→5:50常念岳6:10→9:20蝶槍9:40→10:15蝶ヶ岳→10:25蝶ヶ岳ヒュッテ10:45→13:40徳沢14:00→15:30小梨平キャンプ場
8月19日
5:00起床→7:00上高地アルペンホテル→10:05上高地バスターミナル→12:00松本駅
※8月20日 予備日
天気
8月16日 晴れ時々曇り。
8月17日 霧、一時雨。
8月18日 霧のち晴れ、午後に雨。
8月19日 晴れ。
この合宿は、8月上旬の甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳に続く今年2回目の夏合宿である。計画の骨子は2年生の安藤、坂本が立てた。5月頃の計画当初の段階では、2年生の間では穂高へ行くことも考えられていたが、岩場やハシゴの経験値が不足していると判断して今年は見送った。そこで、去年の9月に悪天候のため途中で中止となった常念山脈の縦走を行うこととなった。本格的な冬山合宿を行っていない中、この夏合宿を成功させることが部にとって一つの目標であった。今年こそは何としても成功させたかった。
8月9日 事前ミーティング
甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳の合宿の翌日、コース概況や装備分担、献立等の確認のために事前ミーティングを行った。朝食のメニューを調理に時間のかからないパンに変更するなど、前の合宿の反省を活かした提案がされた点は非常に良かった。また、去年の常念山脈縦走に参加した大矢、坂本が実際に歩いた経験を全体に共有できたことも良かった。しかし、装備分担に関しては話し合いが甘い部分があり、結局出発前日に足りない装備を買い足すなど、準備に余裕がなかった。
1日目 8月16日
出発2日前まで天気予報は最悪だった。台風が接近しており、本当に16日に出発することができるかどうかさえ怪しかった。前日になってやっと予報はましになったが、停滞する可能性は否めなかった。そのため、予備日を含めた5日分の食料をザックに詰め込んだ。
穂高駅からジャンボタクシーに乗り、中房温泉に到着すると思っていたよりも天気が良く、暑かった。この暑さの中合戦尾根を登るのは辛そうであった。準備体操を終えて登り始めると、いきなり急登であった。荷物の重さと蒸し暑さで体力を奪われた。疲れたな、と思うと丁度よいタイミングでベンチや小屋が現われた。燕山荘に近づくまで眺望のきかない樹林帯であったため、正直歩いていてもあまり面白くはなかった。ようやく樹林帯を抜けたと思ったら、辺りはガスで真っ白であった。景色が見えないことを残念に思いながら歩いていると、予想より早く燕山荘に到着した。時計を見ると予定より1時間程早い到着であった。
テント場は比較的空いており、調理なども広々と行うことができた。風が吹くと下界では考えられない寒さで、防寒具が必要であった。常念山脈の山小屋では水は有料で、1リットル200円かかった。南アルプスの北沢峠は横に川が流れており、水浴びができるほど水が豊富だったため、少し不便に感じてしまった。1日目の夕食は豚汁であった。仕込んできた肉の味付けが薄く、味の薄い豚汁を食べなければならないのかと一瞬焦ったが、安藤が追加の味噌を持ってきていたため助かった。夕食を終えると寒いのですぐにテントの中に入った。天気予報を確認すると、2日目の天気は良さそうだった。2日目が最も長い距離を歩く計画となっていたので安心した。テントの中で少しトランプをやった後、7時頃就寝した。
2日目 8月17日
3時に起きて外に出ると雨は降っておらず、ひとまずほっとした。結構冷え込んでおり、動き出すまではダウンを着て丁度よいくらいだった。テント場からはふもとの街の夜景が綺麗に見えた。星も見え、もしかしたら燕岳から景色が見えるかもしれないという期待を抱きながら朝食をとった。今回の合宿では朝食を麺類からパンに変更したため、以前よりも出発までの時間を大きく短縮することができた。出発の4:30頃には周囲が明るくなり始めた。
燕岳までの道はアップダウンも少なく、とても歩きやすかった。ただ、周囲はガスに包まれており、山頂からの景色はあまり期待できなかった。予想通り、山頂に着いても周りは真っ白だった。ガスが抜ける一瞬を待って写真を撮り、燕山荘へ引き返した。途中でイルカ岩という岩があり、本当にイルカの顔の形のように見えた。このように何かに見えるという岩は山にはたくさんあるが、ここまで納得できたのは初めてかもしれない。
テント場で撤収を済ませると、再び荷物が重くなって若干憂鬱だった。小屋の前で軽くミーティングを行って今日の行程を確認してから出発した。燕山荘から続く道は表銀座の縦走コースとも被っており、本来は北アルプスの素晴らしい景色を楽しめるはずなのだが、終始霧が出ていた。稜線の西側の谷からガスがわいてきているようで、体の右半分が濡れた。
大天荘手前は、去年歩いたことのある大矢と坂本が言っていた通り急登であった。大天荘までの距離を示す看板が設置されていたが、むしろ残りの距離数を示される方が辛かった。辛いとは言いつつも、大天荘に着いて時計を見ると去年よりだいぶ早いペースで登ることができていた。小屋の横に荷物をデポして、大天井岳に向かって歩き始めた。山頂には10分程で到着したが、人は誰もおらず、景色は全く見えず、天候がどんどん悪くなっていった。雨は強まるばかりで、長時間滞在していても仕方がないので、看板の横で自撮りで集合写真を撮って山頂を後にした。小屋に戻ると雨は本降りになり、嫌々レインウェアを着た。動かないと体が冷えるので、短めに休憩を取って再び歩き始めた。
天候悪化のため気分が沈んでいたが、幸いにも雨は長くは続かなかった。1時間程経つと霧が晴れる時間もあり、これから歩く稜線が綺麗に見えた。アップダウンは続くが、強く記憶に残るほど辛い箇所は無かった。3、40分に1回休憩をしながら順調なペースで歩いていると、12時頃にもう常念小屋が見えてしまった。2日目は最も長い距離を歩くと警戒していただけに、少し拍子抜けだった。
テント場に着いて設営を終えると、まだまだ夕食までは時間があった。テントに入ると昼寝をしたりラジオで甲子園を聞いたりと、各々のんびり過ごせた。15時半頃に空腹に耐えきれず夕食の支度を始めた。今日のメニューは、山本が高校の部でよくトマト缶を使っていたという話を聞いて僕が提案したメニューだった。トマト缶にソーセージの缶詰を入れて、コンソメで味付けして煮込んだ。味見の段階では後輩の反応が悪く、また僕が提案したメニューが失敗したか、と不安になったが、最終的にはとても美味しく仕上がった。このメニューは今後もリピートして良いと思う。
夕食が終わると、翌日の行程について話し合った。当初は蝶ヶ岳ヒュッテに宿泊する予定だったが、今日の歩くペースを考えると少なくとも徳沢までは下山できそうだった。しかし、天候がそこまで良くなかったので、ここまで山頂から景色を見ることができていなかった。そこで、明日常念岳または蝶ヶ岳から景色が見えれば徳沢まで下り、景色が見えなければ蝶ヶ岳ヒュッテに泊まって翌日の朝に蝶ヶ岳に再び登ることにした。天気予報を確認すると明日も大きく崩れることはなさそうだった。徳沢まで下ることができれば上高地で時間に余裕が生まれるので、できれば下ってしまいたい。またみんなでトランプをして遊び、19時頃に就寝した。
3日目 8月18日
起床して外に出ると冷え込んでいた。お湯を沸かして飲んだインスタントスープが身に染みる。ここで晴れて常念岳から景色が見えれば、悔いなく上高地を目指すことができる。周囲が明るくなるのをドキドキしながら待った。
出発してから徐々に周りの様子が見えてきた。雲が多めであった。そびえ立つ常念岳の山頂は下からはよく見えなかった。歩いているうちに雲が抜けるように祈りながら登った。山頂までの長い登りは、起き抜けの体には少しハードだった。だが、途中雲が切れて今まで歩いてきた稜線や雲海を見ることができ、元気が出た。
30分に1回ほどこまめに短い休憩を取りながら、6時前には山頂に到着できた。山頂は思ったより狭く、下に雲海が広がっていることもあり随分高い所に来たな、という印象を抱いた。雲は多めだが、十分景色を楽しむことができた。思ったより早いペースで登れたので、記念撮影などをして少しのんびり過ごした。
20分程山頂で過ごした後、蝶ヶ岳に向けて出発した。ここの下りは、危険は感じないものの大きい岩が多く歩きにくかった。また、地図上に載っているチェックポイントらしき標高地点を見つけることができず、今どこを歩いているかを掴むことができなかった。周囲はしばらくガスに覆われて景色を楽しむこともできず、歩いていて面白くなかった。しばらく歩くと、秩父や奥多摩を思わせるような樹林帯の中をアップダウンする箇所もあった。稜線と異なり、風も抜けないので暑い。このような場所が北アルプスにもあることが少し意外だった。
大きなピークを登りきると蝶槍の看板が見えた。ちょうど天気も良くなって久しぶりに晴れ間がのぞき、これから歩く稜線が一望できた。この3日間で一番の絶景に気分が高まった。相変わらずペースは(オーバーペースではないかと心配になるくらい)順調であったので、長めの休憩を取った。
歩き始めてからも天気は良好であった。久々に見た青空と稜線の緑のコントラストが美しく、先には蝶ヶ岳が見えた。こういう瞬間があるから山に登るのは止められないのだな、と思いながら清々しい気持ちで歩いた。蝶ヶ岳ヒュッテに着くと荷物を置き、空身で蝶ヶ岳山頂へ向かった。少し雲が増えてきていたが、十分に満足のいく景色だった。山頂には自衛隊の方々がいた。集合写真を撮って頂いたときに話を聞くと、訓練のために登り、すぐに下ってしまうそうだ。このような理由で山に登る方々もいるのだと思うと、面白いと感じた。荷物を取ってヒュッテから出発しようとすると、隊員用のレトルトのハンバーグを分けて下さった。1つしかないので、誰が食べるか揉めそうだな、と少し心配になった。
時間に余裕があり、満足のいく景色も見ることができたので、計画書の予定より早く下界を目指すことにした。地図を見る限り徳沢までの下りが長くて急で辛そうだな、と予想がついた。下り始めるとすぐに樹林帯に入ってしまって景色も楽しめないので、他愛もない話をしながらひたすら歩き続けた。
徳沢まで残り半分を切ったあたりだっただろうか、急に雨が降り始めた。始めはそこまで本降りではなかったので、もう樹林帯に入っていたこともありレインウェアは着なかったが、やがて土砂降りになってしまった。今さらレインウェアを着ても無駄だったのでそのまま歩いたが、体力的にも精神的にもストレスであった。びしょ濡れになって徳沢ロッヂに辿り着いた時には、みんな元気がなかった。
徳沢ロッヂの軒下で、今後の行動についてみんなで話し合った。徳沢から上高地までコースタイムでは2時間となっており、1日の行動時間が10時間を超える長丁場となる。しかし、ここからの道はただの林道であり、アップダウンもなかった。今日徳沢にとどまっても、雨でテントの外に出ることもできない。今日中に上高地まで行ってしまった方が、明日のんびりと過ごすことができると考えられた。最初は安藤や大矢が難色を示していたが、結局上高地に向けてもうひと頑張りすることにした。(2人とも翌日には進んでおいて良かったと言っていたので、結果としてこの判断は正しかったと思う。)
上高地へと向かう道はとても美しかった。鮮やかな緑の森と梓川を見ているととても癒された。しかし、確実に疲労は溜まっていた。足は思ったより大丈夫だったが、荷物のせいで肩が凝ってきていた。夕飯のカレーライスを楽しみにしながら、どうでもいい話をしながらひたすら歩いた。ようやく小梨平キャンプ場に着いたときは、大きな達成感を覚えた。
テント場で荷物を降ろすと、疲れからか驚くほど設営のやる気が起きなかった。また雨が降ってくると面倒なので、「みんな早くテントを張ろう」と自分を奮い立たせるために呼び掛けた。このキャンプ場は炊事場と水洗トイレが整備されており、水は有料でトイレは汲み取り式だった山の中と比べると生活の質が大きく向上した。尋常ではないほどの腹の減り方だったので、夕食のカレーライスが物凄く美味しかった。自衛隊の方から頂いたハンバーグは仲良く切り分けて食べた。夕食が終わると、トイレに行った山本からなぜかラインの着信があった。見てみると、紙を持っていき忘れたので届けてほしいとのことだった。これにはみんなで大爆笑した。届けに行くと、扉に大きく紙はないという趣旨の張り紙が貼ってあったのでさらに面白かった。
4日目 8月19日
起きてテントの外に出ると、晴れていて気温も丁度よかった。昨日頑張ったおかげで、今日は温泉に入って帰るだけだった。朝食を取って撤収を終えた後、ひとまずバスのチケットを買いにバスセンターへと向かった。河童橋付近から、これまで一度も見ることができていなかった槍ヶ岳を見ることができた。梓川の清流と深い緑の森、槍ヶ岳を望むその景色を見ていると、天国ってこんな場所なのではないかと思った。
立ち寄り入浴を行っているホテルで温泉に入った。そこで偶然ICUのワンゲルの方々に会った。話を聞くと、黒部五郎岳の方から1週間ほどかけて上高地まで抜けてきたとのことだった。その後、山本などとうちもぜひ1週間ほどの山行をやってみたいと話していた。
温泉に入ってお土産などを買った後バスに乗り込んで松本駅を目指した。松本駅では体調不良のため同行して頂けなかったOBの佐藤さんに昼食をご馳走して頂いた。昼食を頂いた洋食屋どんぐりは、昔から一橋山岳部が北アルプスから下山すると立ち寄っていた店のようだ。久しぶりに食べた肉、久しぶりに飲んだビールが驚くほど美味しかった。
店を出て駅まで歩くと、朝までいた上高地とは比べ物にならない暑さであった。行きは出発時間を早めるためにやむなく特急を使ったが、帰りはお金がないのでいつものように鈍行列車に乗った。八王子駅に着くと帰宅ラッシュが始まっていて、急に現実に引き戻された気がした。
総括
部として、そして僕自身が自ら計画する宿泊山行を始めてから丸1年が経過した。計画したコースを踏破できず、パスタを茹でるのに失敗していた去年の雲取山合宿と比べると、回数を重ねるごとに山行のレベルは様々な面で上がっていると思う。
計画の立て方は、余裕のある行程にすることで確実に成功させることのできる山行に近づけることができている。今回から予備日も設けたので、万が一停滞することになってもある程度柔軟に対応できるようになった。ただ、(悪いことではないかもしれないが)今回は思ったよりもあっけなく、1日分余った状態で全行程が終わった。余裕を持たせることと内容を充実させることのバランシングが難しいと感じた。これは今後、個人としても部としても経験を重ねていく中でより的確なプランニングを目指していきたい。
生活技術に関しては、山本など山岳部出身の経験者のアドバイスが非常に効果的であった。先輩からの技術の伝承が少ない分、後輩の経験者が部員に技術を共有することはとても重要なことであると改めて感じた。
今年はスケジュールの関係等で実現しなかったが、来年の夏合宿ではぜひ1週間程度の長期山行に挑戦してみたい。そして、このような長期の合宿に参加できる部員が増えるように、部全体のレベルを上げていきたい。
<参加メンバーのコメント>
自分は北アルプス縦走の合宿に参加した。
3年ぶりの北アルプスであった。今年の夏シーズンはテント泊山行が雲取山の1回だけであったので多少の不安があったものの幸い天気の大崩れに合うこともなかったため計画を全うすることができた。今回の山行でモノ申したいと思ったことが一つあり、それは合戦尾根についてである。合戦尾根は高瀬ダムから烏帽子岳へと至るブナ立尾根、剣岳へと至る早月尾根とともに北アルプス三大急登と呼ばれている。出発前この三大急登の一つを上るのだと意気込んでいたものの実際はどうであっただろうか。ブナ立尾根のように道中にある数字札の数が増えることだけを楽しみに、ひたすら樹林帯を登り続けるといったものでなく、比較的緩やかなところをだらだらと登り続けるようではないか。日本三大急登の一つである谷川岳の西黒尾根と比較しても危険な岩場や鎖場があるわけでもない。本当にこの合戦尾根は北アルプス三大急登の一つなのだろうかという疑念を抱かずにはいられずもやもやとさせられた。とはいうものの山行自体は、常念岳や蝶ヶ岳で青空がさしたりほとんどの場所で地図のコースタイムを切ったりと大変充実したものであった。来年は立山・薬師岳や白馬・栂海新道あたりに行きたいと考えている。(山本竜希)
今回の山行は、個人的には昨年9月と同じコースであったので、リベンジ山行となった。所要時間も昨年の山行より大幅に短縮することができ、3日間で中房温泉から上高地まで歩きとおせたのは一つの成果ではないかと感じる。反省点としては、3日目の行動時間が11時間前後となり、最後はややバテ気味になってしまったということである。最近の山行において1日で10時間以上歩いたものがほぼなく、加えて20キロの荷物を持ちながらという経験はなかったためではないかと思う。冬学期は日照時間が短縮されることから、なかなか日帰り山行で長時間歩くというのは厳しいかもしれないので、日ごろから何等かほかの形で体力を増強しなくてはならないと感じた。全体としては、大きな事故もなく無事部として3泊4日の縦走を行うことができたというのは、部としてまた一つ前進することができたのかなと思う。(大矢和樹)
今回の山行は、自分にとって実に1年振りの縦走であった。
私は今回が2度目の北アルプスであり、本コースを昨年挑戦したうちの1人であった。3泊という今まで経験したことない期間の滞在で大変だった昨年の経験を踏まえ、今年は1年間登ってきた成果を見るために登るという面もあった。事前のミーティングで、昨年苦労した箇所をメンバーに丁寧に説明し、共有できたのは良かったと思う。結果的に自分としても拍子抜けしてしまうほど今年は順調に進んだため、昨年の経験はさほど生かされることがなかったかもしれないが、今後もこうした情報共有は行っていきたい。
今回は経験を積むため、山行担当者以外も交代で先頭を務めることにした。先頭が同じ人だと疲労もたまるため、確かにこれはいい判断であったと思う。全員が様々なポジションで歩くことで、全体の歩調も自然と合うような気がした。そして最後尾を常に3年の内海さんが担当してくださったのは心強かった。来年の夏は、裏銀座方面に挑戦し、是非雲ノ平に到達してみたいと思う。(坂本 遼)
燕岳~燕山荘間より、8月17日5:23、撮影:内海
大天井岳~常念小屋間より、8月17日11:24、
常念岳山頂より、8月18日6:01、カメラ:内海
蝶槍~蝶ヶ岳間より、8月18日9:42、撮影:内海
河童橋付近より、8月19日6:43、撮影:内海
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