☆ 天気
1日目:晴れ 2日目:晴れ
☆コースタイム
(1日目)
東武日光駅1035===1150三本松1210---1307本寺梵字飯場跡1312--1348林道分岐1355---1430志津避難小屋(泊)
(2日目)
志津避難小屋0302---0405 五合目0412---0525男体山0604---0750 四合目0802---0848二荒山神社前
☆行動と感想
ドタバタな幕開けから今回の山行は始まる。先週の台風でもう懲りたというのに今週も台風25号が日本を縦断することになり、予報では大雨は降る予定ではなかったものの強風の予報が出ている状況だった。また前日になり急遽2名が欠席することとなったため、荷物の受け渡しを当日朝に行う必要になるなど、大きな不安のなか1日目を迎えた。当日の朝、欠席のため荷物を受け渡す方の側が指定時間に遅れてしまったため、国立の前泊メンバーが東武日光駅の集合時間に間に合わず、結局本来の集合時間の1時間後に全員が日光駅に集合することになった。またその日は女峰山が大きな霧に見舞われていたこと、強風の心配、そして出発時間の大幅な遅れなどから、CLの判断で今回の山行は男体山のみの山行となった。(これで2連続女峰山に登れなくなったCL曰く、女峰山の呪い?らしい。)日光駅からバスで乗り継いで三本松に到着した。冬にも戦場ヶ原でスノシューをやったので、少し懐かしく感じた。もう日光では紅葉が本格的に始まっており、バスから降りた瞬間、男体山の綺麗な色づきが目を奪った。1日目はほぼずっと林道をいくコースである。三本松を出発し、新鮮な空気や周りの紅葉を感じながら、地道に林道を登っていった。一回道を間違えてしまったことや、到着を急ぐ必要もなかったので、ほぼコースタイム通りに通過し、志津避難小屋に到着した。(実はこの志津避難小屋も日光駅で行われた「今日どこに泊まればいいんだろうか問題」で熱く議論された上で出た結論なのであった・・)小屋に到着すると、誰もいなく閑散としていたが、思っていたよりも広く、合計18名くらいは泊まれるような規模であった。2階もあり、毛布も置かれていた(汚かったが。。)トイレや水場は近くになかったため、飲料や簡易トイレは必須である。各々、荷物の整理や周辺の探索などで約1時間ほどを過ごし、夕食の準備に入った。今回のメニューは1年生が考えてくれたトマト煮込みとフランスパンという、フレンチ感漂う夕食だった。パプリカや鶏肉などの具材も入れ、しっかりと煮込むことができ、大変美味しくいただけた。自分的にはフランスパンがめちゃ美味しかった。(いや、そっちかい!笑)それ以後片付けなどして18時には全員が就寝した。(誰かが怪談話をした際、3年のM橋くんが大変ビビっていたのが可愛かった)途中、10時ごろ目が覚めたので、外に出て夜の星空を見に行ったがやはり圧巻だった。毎度山行に行く際は夜の山の星空を見に行くようにしているが、何回言っても圧倒される。自分的には山登りの醍醐味はここにもあると思っており、登山未経験者にこういう夜の山の星空の楽しみも伝えていきながら、山に興味を持って欲しいなと思う。・・余談はさておき、その日の夜も台風の影響で多少は風が強かったが、そこまでではなかったので安心した。2日目、山頂で日の出を見るという目的で2時に起床し、早々に朝ごはんや準備を済ませ、3時に避難小屋を出発した。五合目までは皆難なく登ることができた。ただ暗かったこともあり、何合目かの印を度々見逃してしまうことがあった。六合目を超えたあたりから、風がだんだん強くなり、外気温も寒くなってきた。特に尾根に出てからは、強風に煽られることもあり、鎖場などでは皆、一歩一歩集中して登るように努めた。このような環境の厳しさもあったがペース自体は大変よく、コースタイムを少し巻くペースで登ることができ、早朝の5時半ごろに山頂に到着した。着いた時はまだ霧が出ており、日の出は見れないかなと思われたが、15分後くらいには霧が晴れて、しっかりと日の出を拝むことができた。また男体山の特徴である、山頂から眺める湖の絶景にも目を奪われた。日の出の光とも合間って、こんなにも湖を綺麗に眺めれたのは人生初であったのでとても感動した。ただし、男体山の山頂はとにかく強風などで寒かった。本当に。約30分ほど滞在し、6時ごろに山頂から下山を開始した。下山の道はそんなに険しい道も存在せず、難なく下山できた。朝の光に紅葉が照らされてとても綺麗であった。二荒山神社から男体山に向けて登ってくる登山客に「こんな朝早くからもう登ってきたの???」と何度も驚かれた。降りれば降りるほど、この時間から登ってくる登山客とすれ違い、道を通すことが多くなったので、最後の方は若干時間ロスをしたが、ほぼコースタイム通りに二荒山神社に到着することができた。
今回の山行では、台風による影響や山行に欠席した時の荷物の手渡し、それによる当日の山行ルート変更など多少のバタバタ感はあった。しっかりとこれは反省する必要があるなと思った。だが同時にこのような臨機応変の対応も必要だと感じた。次回の山行ではこうした経験も踏まえていきたい。また今回は一年生ともしっかり交流することができたのも個人的には嬉しかった。来年こそ、悲願の女峰山・男体山縦断を達成したい。
林道から見た紅葉づいた男体山(13:46 撮影者:杉田)
山頂から中禅寺湖を見た景色(06:02 撮影者:杉田)
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