●メンバー
部員:上 重衡(法2)、大矢 和樹(法1)、内海 拓人(法1)
OB:中村 雅明(昭43卒)、藤原 朋信(昭44卒)
●天候
晴れ
●アクセス
小田急小田原線渋沢駅よりバス、大倉バス停下車
●コースタイム
0915大倉バス停→1015駒止茶屋1020出発→1125塔ノ岳1130出発→1215丹沢山
ここより二組に別れて行動。
【藤原、上、大矢】
1230丹沢山出発→1320蛭ヶ岳1325出発→1425丹沢山1435出発→1515塔ノ岳1520
出発→1725大倉バス停
【中村、内海】
1310丹沢山出発→1410塔ノ岳1420出発→1510堀山の家1515出発→1630大倉バス停
●コース状況等
当日は天気も良く、登りでは暑く感じるほどだった。バス停から3分ほど舗装道路を進み、そこから登山道に入った。地面は、所々岩が多く歩いていて不安定だと感じる部分もあったものの、木道や階段等も整備されており、全体としては歩きやすい道だった。塔ノ岳まではひたすら登りが続き、加えて日が短いなか蛭ヶ岳まで行くことを目標としてハイペースで進んだため、塔ノ岳に到達するまでが今回の山行で一番大変な区間であった。また、天気の良い休日ということもあり、塔ノ岳を過ぎるくらいまではハイカーがとても多く、道幅が狭い場所では追い抜くのに苦労した。
駒止茶屋付近で5分間休憩を取り、しばらく進むと木々が減って視界が開けてきた。振り返ってみると、丹沢の山々や市街地を見渡すことができた。景色や木々の減り具合からもうすぐ山頂だろうと推測したが、実はまだ塔ノ岳までは30分ほどかかる地点であった。藤原さんの「ここを越えれば楽だ」という言葉を励みに、ひたすら登りつづけた。
登り始めてから2時間10分ほどで塔ノ岳に到着した。山頂は風が強く、急に寒いと感じた。ここから丹沢山までは稜線を進んでいく形になるため、終始風は強かった。丹沢山まではそこまで大きなアップダウンはなく、標高が高いこともあり紅葉も見られ景色が良かった。そして塔ノ岳を出発してから45分ほどで丹沢山にたどり着いた。登山ガイド等に掲載されているコースタイムは4時間あまりであるが、私たちは3時間ほどしかかからなかった。このハイペースでの登りによる疲労と、私は下山が得意ではないことを考慮し、ここからは2組に別れて行動することとなった。
私(内海)は後から追いついてきた中村さんと合流し、下山を開始した。ペースはそこまで速くなかったものの、登りのハイペースの影響か、思ったより疲労感は大きかった。また登っていたときはそこまで気にならなかったが、岩場の中には滑りやすい場所もあり、
転びそうになる場面もあった。私たちが大倉バス停に到着したときには既に日が傾き始めており、後続の3人が日没前に下山できるか不安に思った。
もう1組は蛭ヶ岳を目指して進んだ。しかし、日没の時刻を考慮して1時間の間に進めるところまで進み、そこからは引き返すという形になった。上さんは蛭ヶ岳まで到達し、大矢は残り約150m地点で引き返した。3人が大倉バス停に到着したときには既に日が沈んでしまっていたそうだが、無事に全員が下山することができた。
●感想
今回のコースは全体として眺望がよく、景色を楽しむことができた。稜線の上から谷に広がる赤や黄に色づいた木々を見下ろすのはとても気持ち良かった。
しかし、一方で自分にとっての課題も見つかった。まずは体力である。登りのペースについていくことができたところまではよかったのだが、結局そのあとが続かず、蛭ヶ岳を目指すことができなかった。また下山のスピードをもう少し上げる必要があると感じた。これから山行で経験を重ね、技術を磨いていきたいと思う。
丹沢山~塔ノ岳間より(撮影:内海) 13:40
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(法学部1年 内海拓人)
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