(編集前書き)
牛ノ寝通りの紀行に関して、当HPの『国内山行報告』の
「2012年11月15日 牛ノ寝通りを歩きました。 竹中 彰(昭和39年卒)」を
参照願います。この山行では上日川峠から熊沢山経由で石丸峠に出ました。
●メンバー:部員 黄勉(修士1年)、太田貴之(商学部3年)、辰川貴大(法学部2年)、内海拓人(法学部1年)
OB 中村雅明(昭43年卒)、藤原朋信(昭44年卒)
●天気:曇り
●山行行程:9:44甲斐大和駅集合→9:50上日川峠行きバス乗車、終点下車→10:35上
日川峠出発→11:20大菩薩峠→12:40榧ノ尾山→13:55大マテイ山→15:
35小菅の湯着→16:30上野原駅行きバス乗車→17:50上野原駅着解散
●山行内容:灰色の雲が立ち込める涼しげな朝。天気予報では午後から雨とのこと。多少の心配を抱えながら甲斐大和駅に集合。少し遅れた内海君も合流し中型のバスに乗車。自分たちを含め10人ほどの乗客。バスからは赤黄に染まる山々が見えた。上日川峠に到着すると他の登山客が多くいた。軽く準備運動して出発。幅2mほどの広い砂利道をひたすら登る。とてもきれいに整備されており、山道というよりもハイキング路という感じ。途中小学生の集団と何度もすれ違ったが、元気よく挨拶してくれ、自然と笑みがこぼれる。
ある小学生の集団は「らーめんっらーめんっ」を大合唱していた。今日の山行後の夜ご飯はらーめんにしようと思った。コースタイム1時間半のところを50分という猛スピードでかけ登り切り、大菩薩峠に到着。頂上は雲がかかっており大展望を見ることができなかったが、晴れていたらかなりきれいな景色が見えると思う。そこからはあまり一般客が行かない道へ。そこまでの整備された道とは打って変わり、苔がうっそうと茂る薄暗い道が広がり、まるでもののけ姫の舞台のようだった。内海君と二人でその雰囲気に興奮し始める。苔の道を抜けると大草原が広がっており、まるでマチュピチュに来たような気持ち。その大草原の真ん中で昼食。自分たち以外にはほとんど登山客の姿はない。草原を抜けてからは霧に包まれた牛ノ寝通りをひたすら下っていく。途中「道跡不明瞭の道」の標識があり不気味だった。ほとんどアップダウンのない道だったが、紅葉が道に積み重なっており絨毯のようでとても綺麗だった。大マテイ山到着後も同じような紅葉の下り坂が続き単調だったが、内海君と最近の日本音楽業界についてなどを熱く語っていたためかあまり長くは感じなかった。
下山後は小菅の湯に行き、お土産などを買った。今回の山行はアップダウンがあまり無かったため、いつもよりかは疲労がたまらなかった。トレーニングというよりもハイキングという感じだった。晴れていたらもっと素敵な景色が見れただろうが、それでも今までに見た景色の中でも5本の指には入るであろう、壮大な景色だった。また天気の良い日に来たい。
11月30日 11:23(撮影:辰川)
大菩薩峠にて
11月30日 11:28(撮影:辰川)
大菩薩峠から石丸峠に向かう
(左から黄、太田、中村)
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(法学部2年 辰川貴大)
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