大山(2年生山行)


 

☆天気

 

晴れ

 

 

 

☆コースタイム

 

0731秦野駅0741---0803登山口----0826権現山---0839弘法山---0903高取山---1059蓑毛越1105---1231大山1303---1415?日向ふれあい学習センター---1455日向薬師1520===1540伊勢原駅

 

 

 

☆行動と感想

 

去年のクリスマス山行以来、1年ぶり3度目の同期山行であり、今年の登り納めの山行だった。

 

大山に行くのは初めてだ。今回のコースは秦野駅から登山口までが徒歩20分とアクセス良好で、登山道からは歩きやすく登り応えもあり、富士山や市街地の眺望が抜群だった。

 

全行程を通して整備された歩きやすい道が続くが、特に登山口から弘法山くらいまでは道幅が広く傾斜も緩やかで、公園の散歩道というような感じだった。お手洗いもやたらと多い。権現山、弘法山と標高200m程度のピークを次々と通過するうちに、徐々に体が温まってきた。

 

行動時間は長いがアップダウンもさほどなく、こんな調子なら余裕だと思っていたら、蓑毛越を過ぎたあたりでそびえたつような急坂が現れた。思わず「うわぁ」という声が漏れた。この先も所々急登になるが、きついなと思い始めるタイミングで傾斜が緩まるので、それほどつらくなかった。休憩は1時間に5分程度といつもより少なかったが、ときどき雑談ができるくらいの余裕があった。

 

大山山頂に近づくと、大倉と同じような黄色い看板が一定の間隔で立てられていたが、No.7あたりから見当たらなかった。バカ尾根ほどではないが、しっかりとした登りが続く。道は相変わらず歩きやすく、ケーブルカーで来たと思われるスニーカー姿の人もいた。左手に富士山がとても美しく見える場所を通過すれば、山頂はすぐそこである。

 

私は3日前に歩荷トレーニングをしていたため、この日は体が軽く感じた。標高が低かったのと先頭のペース配分がよかったこともあって、急登でもいつもより楽に登れたが、山頂に到着するころに足の付け根に軽い違和感を覚えた。いつもは筋肉の疲労を感じる前に呼吸の限界が来るので、登山でこのような疲労感は初めてである。違和感があったのは入山前の準備運動が足りなかったからなので反省すべき点だが、それまでは息切れがひどくてそこまで筋肉を使う余裕すらなかった(使える筋肉もなかった?)ことを考えるとちょっと進歩した気がした。

 

山頂には神社やきれいな水洗トイレやベンチがある。ここで昼食を食べたりおしゃべりをしたりして30分ほど過ごしたあと、下山をはじめた。下山も歩きにくい箇所は全くなく、おにぎりを食べた後の眠気を打ち消すべく他愛もない話をしているうちに、車道に出た。

 

今年は個人山行をあまり建てられなかったので、学年山行ではなく後輩も来れる山行を立てたほうがよいのではないかとも思ったが、同期山行で久しぶりに同期とゆっくり話せてよかった。同期と少しでも打ち解けたいと思って企画した最初の学年山行から、回を重ねるごとに山行が楽しくなっている。余談になるが、前日に2年生全員が成人を迎えたので、山行後に初めての同期飲み会を開催した。このメンバーが同期でよかったなと感じた1日であった。

 

大山山頂直下から富士山を望む(12:11、撮影:川原)