☆天気
快晴
☆コースタイム
国立駅0705==0821奥多摩駅(集合)0835=(バス)=0901小河内神社バス停0910――0935三頭山登山口0940―0950 680m地点1005―1055イヨ山1100―――1155ヌカザス山1205―1235入小沢ノ峰1245―1310ヌカザス山1310――1405イヨ山1420―1550小河内神社
☆行動と感想
高尾山を除くと新年最初の低山山行となった今回だが、毎度の如く参加者が減り、挙げ句の果てに3人となってしまった。
集合時間ぴったりに着くホリデー快速に乗って奥多摩に向かう最中、車窓から見えた山々の雪化粧が綺麗で心があらわれた。地元の北海道では雪が積もるのは日常だったため、上京三年目を目前とする今になって懐かしさと新鮮さをごちゃまぜになった感情を抱いた。
奥多摩駅からバスに乗り、着いた先では浮橋を渡って登山口へ向かった。道路のなりかけアイスバーンに一抹の不安を覚えつつ、滑って転びそうになったのもまた懐かしさを感じさせた。
登山口から10分ほどで軽アイゼンを装備し、登り進めた。アイゼンを装着していた時、下山してくる他の登山客の方はアイゼンを装着しておらず、混乱した。この先はアイゼンがなくともいけるのか?この登山客の方がすごいだけなのか?などいろいろ思うところがあった。
山行自体は真冬の気持ちの良い快晴のもとで雪景色を見ながら進むことができとても充実したものとなった。以下はその中で気づいた点についてである。
1つ目は残雪期山行のメンバー数である。もともと今回の山行は5、6人ほど参加予定だったのが、実際は自分を含めて3人での実施となった。しかし、実際に参加してみて感じられたのは大人数での危険性である。雪山に慣れているメンバーが少なかったのもあるが、雪に足を取られて動きが遅れたり、両側が崖の道でよろけてしまうなど危ない局面が見られた(実際危なかった)。そのため、むしろ3人以上だといっそう危険だったであろうと容易に想像できる。ちなみに、今回三頭山の山頂を踏まずに途中で切り上げたのも、計画自体が夏山の時をイメージしてなされていたため、雪が積もっている現実に即しておらず、行動の遅れから下山がかなり遅くなってしまう危険が予想されるためであった。改善策としてはより一層、残雪期であることを踏まえた事前の情報収集が求められる。夏山の時は楽々行けたのに雪が積もると…という事態も今回のようにあり得るので、予備知識や経験があっても油断は禁物である。
2つ目はアイゼン等の装備の手入れの重要性である。今回の残雪期山行の参加部員の中ではアイゼンの歯が鈍ってしまっておりしっかりと雪に足を固定することができない、事前の調整ミスでうまく靴にハマらないなどのトラブルがあり、事前の確認の重要性を再認識した。季節を問わず危険を伴う山ではあるが、冬や残雪期の山行はより装備の多寡、手入れの重要性が増すように思える。
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