〇メンバー
半澤(CL、社4)、下西ノ園(SL、経2)、吉川(社1)
〇天気
9/30-10/2 晴れ
〇コースタイム
【9/30】8.3km ↑1150/↓254m
奈良田バス停13:10---14:10大門沢登山道入口---16:08大門沢小屋(泊)
【10/1】11.9km ↑2243/↓971m
大門沢小屋04:26---08:05農鳥岳08:34---08:57西農鳥岳09:26---09:53農鳥小屋---11:15間ノ岳11:50---12:54北岳山荘13:53---14:58北岳15:21---15:40肩ノ小屋(泊)
【10/2】4.5km ↑44/↓1513m
肩ノ小屋05:00---06:38白根御池小屋07:04---08:25広河原===芦安(解散)
〇行動と感想
今回は二泊三日の白峰三山を3人のパーティで縦走した。パーティは4年のCL半澤、2年のSL下西ノ園と1年の吉川で構成される。
初日はまず登山口の奈良田まで向かい、大門沢小屋まで登る行程だった。中央線の遅延により奈良田の登山口に到着したのが予定よりも2時間遅れの12時半ごろとなってしまった。コースタイムでは小屋着が17時と、日の入りが18時前であることを考慮すると遅くなってしまったが仕方ない。今回の山行では地形図も持参したが基本的にルートを探すのにGPSを活用した。CLの半澤のみがGPSをオンにしていたが、緊急時に備えてSLである自分もGPS使用できる状態にあるべきであると感じた。特に大門沢を上がるルートは登山者がそこまでは多くないため迷いやすい箇所もあったためそのように感じた。奈良田からの登山者は我々と同じ行程の一組のみだった。奈良田のバス停から1時間ほど歩くと登山道の入り口に到着した。登山道は基本的に沢に沿っていて砂防ダムの脇を何度か通過した。何度か渡渉する機会がありほとんどの場合は橋がかかっていた。コースタイムを少し巻いて最終的に小屋には16時くらいに到着した。初日は距離も長くはないため、小屋まですぐに到着し疲労もあまり感じなかった。到着後はすぐにテントを設営し、夕飯の準備に取り掛かった。米はコッヘルを使って炊いたが成功した。一年の吉川の水の配分がよかったのだと思う。メインはプルコギで肉とカットした野菜を炒めた。火が通るのに時間がかかるため特に野菜のカットは小さめがよい。また油と調味料を忘れないようにしたい。大門沢小屋は水が豊富であり、持参した空のペットボトルに翌日分の給水を行った。今回の山行では銀マットを持参しなかったため、クッションとなるのはスリーピングマットのみだった。多少地面の凹凸を感じたが快適性には大きな差はなかった。到着の遅れも考慮して翌日の起床時刻は三十分遅らせて3時にすることにして就寝した。
二日目は一日を通して快晴だった。まず反省として起床が3:20になってしまった。自分がアラームを他人任せにしてしまったのが問題だった。その後は問題なく準備を済ませ4:20に小屋を出発した。日の出前のためヘッドライトを点灯して進んだが、何度か道を間違えてしまいその度にGPSを確認した。特に一度は沢に迷い込んでしまったので注意したい。稜線までは険しい上りが続き、三時間で大門沢分岐点まで到達した。そこから30分ほど上ると一つ目のピーク農鳥岳山頂に到着した。景観は雲ひとつなく素晴らしかった。次に登る間ノ岳、北岳を確認しながら進むことができるのが縦走の面白いところであり、またその長い道のりに呆れてしまうところでもある。次に一時間弱かけて西農鳥岳へと向かったのだが、どのピークもアップダウンが大きい印象を抱いた。農鳥小屋で休憩を挟み、ここまでの疲れの中、間ノ岳山頂に向けて早いペースで登っていった。山行後に振り返ると間ノ岳の登りが一番きつかったとパーティの全員が思っていた。一度山の中腹で休憩を挟み間ノ岳山頂には11:20に到着した。全員が疲労を感じていたので、間ノ岳を下り北岳山荘で長めの休憩を取ることを決めた。山荘でカップラーメンを小屋で購入して食べたことで多少回復したと思う。この時点でかなり疲労が溜まっていた。本来は北岳山荘に宿泊して翌日北岳に登るのが体力的にはベストであったと思う。小一時間の休憩を挟み、15:00に北岳山頂に到着した。山頂で本隊のメンバーとたまたま合流し記念撮影をした。出発の遅れと長めの休憩をとりながらも当初の予定時刻に到着することができた。肩の小屋は混雑していたためテントを張るのに十分なスペースがなかった。テントの下がゴツゴツしていて銀マットもなかったため寝心地はあまりよくなかった。またシュラフに包まっていても想像していた以上に寒かった。夏用のシュラフでは少し寒いくらいだった。夕食を摂ってからすぐに就寝し、残りの行程は下りのみだったので4時に起床した。そして最終的に広河原には9時ごろに到着した。
天気もよく非常に気持ちの良い縦走路だった。今後も積極的に縦走に挑戦していきたい。
北岳(10/1 14:18 撮影者:吉川)
稜線を振り返る(10/1 14:42 撮影者:吉川)
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