◎メンバー
田村(CL、社2),大枝(記録、商1),佐野(記録、法1)
◎天気
5/20 雨のり曇りのち晴れ
◎コースタイム
三つ峠駅08:10---9:06達磨石9:11---10:50三ツ峠山11:31---12:45霜山12:47---14:03河口湖駅(5時間53分、14.8km)
◎行動と感想
三つ峠駅に集合し、三つ峠山道入り口に向かった。2kmほどアスファルトの道路を歩いたが、登山道に入っても車道があり、比較的整備されていた。雨足が途絶えず、霧雨の中、地面が滑りやすい箇所もあったが、当初のコースタイムよりも早いペースで登り続けた。道中、ミツバツツジが何本も見られ、濃桃色の花が新緑の木々の中で映えていた。達磨石を通過したあたりから、傾斜が急になり、岩場も増え、登りごたえのある道が続いた。三つ峠山山頂に到着したものの、雲で覆われ、景色一面真っ白の世界で、待望の富士山は拝めることができず、残念だった。また、ガスを持参して、調理すればよかったという意見も出た。下山の道は、予想以上に下りやすく、体力の負担も少なく済んだ。下山途中、天候も回復し始め、青空や市街地も視界に入るようになり、日差しも照ってきた。中腹には富士山パノラマロープウェイがあり、絶景ブランコや展望台が設置され、外国人を含む多くの観光客で賑わっていた。展望台からも富士山を見ることができなかったが、山々に囲まれた河口湖や一面緑が広がる山梨の街並みを楽しめた。山岳部としては、登山者以外の一般人を目にすることは珍しく、新鮮な感覚だった。三ツ峠山は太宰治のゆかりの地でもあったり、途中の天上山はカチカチ山のモデルと言われていたり、文学的面でも興味のそそられる山であった。下山後河口湖駅まで歩き、三ツ峠山山行を終えた。帰りのバスを待っている間、河口湖まで行き、涼しい波風を浴びながら、登山の疲れを癒した。幸運なことに、山頂で見られたらなおよかっただろうが、麓から富士山の山頂部分だけ拝めることができ、その姿は圧倒的であった。
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