大山(24/06/08)

☆メンバー

石井裕(CL・社2)、野見山(SL・社2)、林(MBA2) +参加者7名

 

☆天気

 

☆コースタイム

国立0718--0845秦野駅0904--919蓑毛バス停0925--1051ヤビツ峠1101--1230大山山頂1300--1430頂上登山口登山口1500--1558大山ケーブルバス停1642--1710伊勢原1727--国立1849

 

☆行動と感想

 天気は晴れ、雲が多めで直射日光が当たらず、最高の登山日和だった。列車の遅延もなく、遅刻者もいないという珍しい順調なスタートだった。私は10歳の健脚の娘を連れてきており、みんなが暖かく声を掛けてくれた。

CLの石井くんの的確なガイドで、トラブルなくスムーズに登頂できた。前回の三頭山では、日本語の質問をしまくるムードメーカーのPerttuさんのおかげで大いに盛り上がったが、今回は全体的に会話が少なかった。集合の際にアイスブレイクの自己紹介などをしていれば、少しは良くなっていたかもしれない。登頂直前には木々の奥で雌の鹿を見かけ、みんなでワクワクしながら観察していた。さらに山頂の売店の裏口では、売店のオーナーに飼い慣らされている?巨大な雄の鹿に至近距離まで近づき、餌やりをするという貴重な経験もできた。

 

 上りは、ペースに少し遅れるメンバーが2名ほどいたものの、多く休憩時間を取ることなく割とスムーズに進んだ。下りは、登り慣れている私たちにとっては難しい道のりではなかったが、ペースに遅れる2名は互いに手取り足取り支え合いながらゆっくり下山道を辿って行った。途中で、山頂で集合写真を撮っていなかったことに気づいた。下山途中の神社の売店で、アイスやお団子を買って食べて、長めの休憩を取った。全員が集合してからも10分ほど待った後、石井くんに「何待ち?」と聞いたら、どうやらお団子を食べ終わっていない私の子を待っていたらしい。確かに山道で食べ歩きはよくないと反省した。

終点のバス停まであと5分くらいのところで、突如アクシデントが発生した。ペースに遅れていたメンバーの一人が、気持ち悪くて吐きそうなのでもう動けないとベンチに座り込んでいた。医務室に行くほどの状況ではなかったので、交流生の2名が同伴してあげた。その後、50分ほど休憩し、全員がバス停で集合し帰路についた。

 

 前回、野見山さんも言及していたが、留学生の中でも体力に個人差が大きくあるため、比較的体力のない人ともっと険しい山にチャレンジしたい人がバラバラだった。前回の交流生山行で全体のペースに付いて行けなかった人たちは今回は来ていない。おそらく、出だしから苦しそうに登る人の中には、いつ終わるだろうと思いながら一部始終苦痛しか感じなかった人もいるかもしれない。

新歓山行の時に、メルボルン大学留学時に登山部に入っていた友達を連れて行ったが、メルボルンの時はいつもピクニック感覚の登山だったので、こんなにがっつり野道を登るとは思わなかったと言い、それから参加してくれなくなった。うちの山岳部の方針にもよるが、今までのようにどんな人でも参加できる山行をやりたいなら、2チームに分けたり、楽な山とハードな山に分けたりする必要がありそう。あるいは、最初から健脚、並足のメンバーだけに絞って、難易度の説明と実際登る山の写真などを提示し、勘違いして応募するケース発生しないよう、十分な案内が必要かもしれない。

 

(文責:林)